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歯ぎしりを
してしまう

マウスピース

マウスピースとは

マウスピースとは、歯ぎしりや食いしばり、顎関節症などにお悩みの方のための、透明で柔軟な樹脂製の装置です。
歯や顎関節への負担を軽減し、歯のすり減りや痛みを予防する役割を果たします。歯ぎしり・食いしばり原因の歯のトラブルを防ぐためにも、適切なマウスピースを選ぶことが重要です。

マウスピースの特徴

01

歯ぎしり・食いしばりによる歯のダメージを防ぐ

歯ぎしりや食いしばりを放置すると、歯の表面(エナメル質)がすり減り、知覚過敏や歯の破折の原因になります。 特に就寝時は無意識のうちに強い力がかかるため、歯へのダメージが大きくなります。
必要に応じて自分に合ったマウスピースを装着し、歯を守りましょう。

02

顎関節症の症状を緩和

顎関節症は、顎関節や筋肉に負担がかかることで、口の開閉時に痛みや不快感が生じる状態です。特に、食いしばりのクセがある方は、顎関節症のリスクが高くなります。
マウスピースを装着することで顎の関節への負担が少なくなり、痛みを軽減する効果が期待できます。

03

睡眠の質を向上させる

歯ぎしりや食いしばりは、睡眠中に無意識のうちに発生し、睡眠の質を低下させる原因になる症状です。特に、強い食いしばりを続けると、朝起きたときに顎が疲れていたり、肩こりが起こったりすることもあります。
マウスピースを使用することで、歯や顎の負担を軽減し、より快適な睡眠をサポートします。

当院での治療方針

STEP01

症状の確認・カウンセリング

まずは、お悩みについてお話しをおうかがいします。
必要に応じて検査を行い、患者さんの歯ぎしりや食いしばりの症状、歯や顎関節の状態を調べた上で、マウスピースによる治療が適しているかどうか判断します。

STEP02

歯型の採取

患者さんの口にぴったり合うピースマウスを作るために、歯型を採取します。 市販のマウスピースとは異なり、歯科医院で作るオーダーメイドのマウスピースは装着感が良く、しっかりとフィットするため、違和感が少ないのが特徴です。

STEP03

マウスピースを作製

歯型をもとに患者さん専用のマウスピースを作製します。快適に使用できるよう、症状に応じて作製し、ぴったりフィットするよう調整していきます。

STEP04

装着の確認と微調整

完了したマウスピースを装着し、正しくフィットしていることを確認します。必要に応じて歯科医師が細かい調整を行い、快適にお使いいただけるように仕上げます。

STEP05

使用方法とケアの指導

マウスピースの正しい装着方法やお手入れの仕方をご指導します。
使用後は必ず洗浄し、専用のケースに保管することで衛生的に長く使用することができます。

STEP06

定期的なメンテナンス

長期間にわたって使用すると、マウスピースが摩耗したり変形したりすることがあります。3〜6ヶ月ごとに定期チェックを行い、必要に応じて新しいものに交換することを推奨しています。

マウスピースのリスクについて

適切なケアをしなければ劣化することも。

マウスピースは、適切なケアを怠ると細菌が繁殖しやすく、劣化が早まる可能性があります。毎日きれいに洗浄し、清潔な状態を守ることが重要です。

装着した直後は違和感があることも

作製後、はじめてマウスピースを装着した直後は、違和感を覚えることがあります。しばらくすると、なじんでくることが一般的ですが、いつまでも違和感がある場合は歯科医院で調整しなければなりません。気になった場合は我慢せず相談しましょう。

マウスピースの破損

強い食いしばりや歯ぎしりが続くと、マウスピースが破損することがあります。小さなヒビが入った場合でも、そのまま使用すると症状が悪化する可能性があるため、破損が見られた場合は早めに歯科医院でご相談することが大切です。

効果には個人差がある

マウスピースの効果には個人差があり、症状によっては完全に改善しない場合もあります。そのため、定期的な診察を受けながら、改善に向けて適切な対策をとることが重要です。

歯科診療は、病気の進行度やお口の状態、生活習慣によって、適した治療方法が大きく変わります。どの治療法が最適かはお一人おひとりで異なります。そのため、悩んだりガマンしたりせず、お早めにご相談いただくことが大切です。
「このくらいで……」と思わずに、まずはお気軽にご相談ください。おすすめの治療法の選択肢をご提案いたします。